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"kojiki" Digital Art

「八咫烏」は神武天皇の東征を導いたとされる神秘的な3本足の烏。地図のなかった古代において道先案内人は極めて重要な存在であっただろう。現代では迷わずどこにでも行けるが、高度に発展した社会の中で精神的な方向性を失いがちである。この作品では未来に進む強い意志の象徴として擬人化している

「因幡の白兎」古事記、日本神話のなかでも児童向けの絵本等で描かれることが多い馴染み深いエピソードの1つ。歴史的には兎を神とする渡来系民族と海神信仰の海の民との争いと解釈出来る。鮫を騙して海を渡ろうとした兎は、助けてくれた大国主が求婚する八上姫の使いだったという寓話から、兎は女性の姿にした。激しく波立つ海を背景に、鮫に毛をむしられる兎のイメージを大人向けの表現で自ら兎に扮し、写真画像をベースに描いた。

「伊邪那美命」古事記の神産みの時代。伊邪那美命(イザナミ)は神産みにおいて、火の神である迦具土(カグツチ)を産んだ際の火傷により命を落とす。苦しみむイザナミの体液や吐瀉物からも神が生まれたとされ、そこにアニミズムの原点を感じる。自然と神しか存在していない壮大でプリミティブな世界を描いた。トル

「豊玉毘売の竜宮」浦島太郎伝説の元とされている日本神話のエピソード。火照命は失くした兄の釣り針を探すため海の中を探す.

ファンタジックな海の世界を描いた。

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